ひでやん

名探偵コナン 11人目のストライカーのひでやんのレビュー・感想・評価

2.4
小五郎に爆破予告の脅迫電話がかかるが、その爆弾を阻止した。そのあと、さらに大掛かりな爆破の予告状が届く。

毎度毎度の爆弾である。
ビルで爆弾!海上の船で爆弾!
雪山で爆弾!上空の飛行船で爆弾!
りく、かい、くう、制覇である。

恨んでいる人だけをピンポイントに狙えよ、と思うが、そうするとスケールちっちゃ!てなる。大掛かりな爆弾は理不尽だと思う。劇場版の脚本は難しいだろうな。

多くの人を犠牲にする犯人にとって爆弾は凶器で、最悪。多くの人をハラハラさせる製作陣にとって爆弾は愛かな。
こうなったらいっそエンディングはB’Zの「愛のバクダン」でもいいや。

今回のテーマは、サッカー。ということでキング・カズ登場!そう言えばカズは、ルパン三世VSコナンでキングという殺し屋で出ていたな。カズ、2回も声やってる。

今回は残念な感想だった。何が残念かというと推理ものの醍醐味がないから。謎解きは暗号くらいで、事件の解決法は推理ではなく、ボールテクニック。

致命的なのは…殺人事件が起きない、てこと。消防士を描いた映画を観たが火災がないって感じ。医療ものの映画を観たが、手術しなーい、て感じ。こういう事件は爆弾処理班に任せて、コナンは殺人現場に行っておくれ。
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