橘

ペット・セメタリーの橘のネタバレレビュー・内容・結末

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

悲しい。原作既読で好きなお話なんだけど、映像で見ると悲しさが増しました。
やっちゃいけない事だと分かってても、ワンチャン…って死んだ息子や妻を蘇らせてしまうパパの悲しみと弱さも、俺が動物墓地の奥の話をしなければこんな事には、っていうお隣さんの後悔もわかるし責められない。
パパはもっと周囲に気を配って!とは思った。息子から目を離しちゃいけんやろ。。危機感の無さ。だから余計に自責の念があったのかもしれないな。

蘇らせた息子は凶暴になったので、今度は自分の手で殺さなきゃいけない。息子の回想シーンが入るのもつらい。
息子に妻も殺されたけど、「死んで直ぐだから」ってまた埋めに行って、蘇ったグチャグチャの妻にキスするのはジーンとしました。直後に叫び声上げてそのままEND…だったのでお亡くなりになったんだろう。
ひとり生き残った娘さん、可哀想だな。夢で家族が害されるのだけ見て。。

なにかと助けようとしてくれる幽霊の人は良い人でした。力及ばずだったけど。
スティーヴン・キングさん、たぶんご近所さんの埋葬シーンで牧師さん?してましたよね。出た〜!となりました。基本的に居るなぁ。
橘