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しあわせの隠れ場所のskynetのレビュー・感想・評価

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)
3.3
親子の情とかいわゆる情に訴える映画はあまり触手が伸びないのだが、お勧めもあって観てみた。

結果としては、ちょっと期待度を上げ過ぎたせいか、逆にもっと泣かせて欲しかったという感じ。
勝手にイメージしていたところとしては、もっと幼な子を養子にして、長い年月の末にプロ選手として自立させた話かと思っていたら、既に高校生で巨体に恵まれた男の子を養子にした話なのね。

そう意味で、感動する話ではあるけど、大泣きということはなく、どちらかというとこの家族と一緒にハッピーな時を体験すると言う感じ。
まあ、金持ちで裕福な家庭だから出来たことではあるのだけど、サンドラ・ブロックが演じる母親が真っ直ぐな人で、純粋にこの男の子に手を差し伸べてあげたいという感情が伝わってきて、嫌味な感じはなかった。

エンドロールで実際のマイケル・オアー選手やご家族の画像が流れるが、本物のマイケルはデカいだけでなく顔も強面なので、自分なら養子にしようとは思わなかったかも。お父さんお母さん子供達は映画と似た雰囲気だったけど、このご家族には感服する。
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