80年代の傑作SF映画の一つ。
ロサンゼルスで、
ごく普通の人間が銀行強盗をするという事件が発生。
だが犯人は寄生したエイリアンに操られただけだった。
寄生体を転々と変えつつ殺戮を繰り返すエイリアン。
それを追う刑事とFBl捜査官。
ストーリー展開がテンポ良く描かれており、
アクションも多く最後まで目が離せない。
エイリアンがロックとフェラーリーが大好きという設定がユニークである。
ギャラガーFBl捜査官演じるのはカイル・マクラクラン。
ベック刑事演じるのはマイケル・ヌーリー。
ベック刑事とギャラガーFBl捜査官だが、
最初はベック刑事に煙たがられているギャラガーFBl捜査官だったが、
物語が進むにつれて、
彼を少しずつ信頼していくなっていくバディムービー的な要素も面白い。
あまり表情を変えないカイル・マクラクランが印象的。
地球の知識がないカイル・マクラクランの行動が面白い。
クライマックスで、
次期大統領候捕ホルトに寄生したエイリアンに、
火炎放射を持って突っ込んでいくシーンは見応えあり。
最後に自らを犠牲にすることによりトム・ベックに新たな生命を吹き込み、
ロイドは息絶えてしまうが、
生命を吹き込むシーンはキラキラしたもので、
グロテスクなエイリアンが口から出てこなくてホッとする。
そのあと、
娘がパパではないと言いいたげな目をしているのは印象的。
囚人役で一言だけしゃべって殺されるダニー・トレホは笑える。
今思えば、
これがダニー・トレホとの出会いだった。