りっく

暗戦 デッドエンドのりっくのレビュー・感想・評価

暗戦 デッドエンド(1999年製作の映画)
4.5
物語が全く停滞せず二転三転していく面白さ。
犯人と刑事のホモソーシャル的な熱い友情。
犯人とある女性のバスの中でのロマンチシズム。
それでいて適度にコミカルなシーンもあり、作品が暑苦しくならない。
全てのキャラクター配置も絶妙。
アンディ・ラウの女装というサービス精神も満点。
コーヒーシュガーやジュース、ペンダントといった小道具の使い方も見事。
終盤はダマされた!というカタルシスの連続。
これを90分に収めた最高のエンターテインメント。
ジョニー・トー恐るべし。
りっく

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