しんご

ビバリーヒルズ・コップのしんごのレビュー・感想・評価

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)
4.0
王道ポリスアクション。
「序章➡問題発生➡対立➡和解➡解決」とまさに自分が大好きなパターンをどストライクで無駄なく魅せてくれる作品。

「キャラが立つ」って本当こういう事を言うんだよなー。速射砲の様にユーモアを連発するも、根は友達想いで悪党退治に情熱を燃やす。字面で書くと単純なキャラだけどエディ・マーフィーがそのキャラを見事に現実化してくれた。とにかく当意即妙の答えを瞬時に返すアクセル・フォーリーはハリー・キャラハンやジョン・マクレーンに並ぶ名刑事だと思う。

また、型破りで裏工作上等なデトロイト市警と規則がんじ絡めのビバリーヒルズ警察の差が本作の旨味を倍増させている。その中で生まれてくる友情がラストで爽快に効いてくる。嘘の報告で融通を利かすタガート刑事のシーンは好き。
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