フレッド・アステア初体験だけど、怪我をしたジーン・ケリーの代役として主演した作品のようで、確かにキャラクターはジーン・ケリーの方が合いそうな、ちょっと身勝手さもあるイケメン風キャラ。
だから、違和感はあったかなwww
でも、タップダンスシーンが上映時間の半分以上を占めているだけに、キレキレの見せ場ダンスは誰も文句が言えない仕上がり。
ストーリーは純愛もの。
長いダンスパートナーであり、恋もしていたナディーンに、契約解消されたドン。新しいパートナーとして酒場の踊り子ハンナをスカウトする。舞台を重ねるうち、ハンナはドンに惹かれるようになっていく。
わりと深みはないですよw
ジュディ・ガーランド、可愛いですね。はじめの頃の愛嬌だけの下手なダンス、ナディーンに嫉妬して怒ったりも。
楽曲はちょっと古さもあって、あんまり入ってこなかったのは正直なところです。
ジュディ・ガーランドが覚醒する辺りの曲は楽しかったかな。
ナディーン役の方も普通に貫禄あって上手かったー。
タップダンスってカッコいいですねー。
リズムを刻みながら右へ左へくるくると。複数でシンクロするのも凄い技。近代の素晴らしい西洋文化の一つだと思います。
凄く印象的なシーンがあって、バックダンサーは通常の速さなのに、前のアステアだけスローモーションの場面。70年前でしょ?当時からそんな映像技術あったん?と思ってしまいました。
カラーだし、相当力の入った作品だったのでしょう。