結湖

パプリカの結湖のレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
4.0
イマジネーションの塊。
アニメーションだからこそ強い色彩が印象に残ります。
ストーリーの細かい整合性なんか吹き飛んでしまう、圧倒的な映像の暴力。
しかも、平沢進御大の浮世離れした音楽がとても世界観にマッチしてます。本当にスゴイ。
夢の世界を描くってのは、ある意味タブーだと思うのです。
だって、夢だもの。なんだってできる。(しかも、夢オチは物語を描くならタブー中のタブー)
しかし、制御してない脳が見せる夢だから、その人の心理が浮き彫りになることもあるんだよなぁ。
見てる間はあんなにもリアルなんだよな、夢って。脳ってスゴイ。
「インセプション」や「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」なども夢を描いててとても印象に残る好きな映画です。
それにしても、林原めぐみの声のふり幅にはいつもびっくりするなぁ。
2014/04/10:DVD
結湖

結湖