樽の中のディオゲネス

パプリカの樽の中のディオゲネスのレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
5.0
 精神分析を通じて、物語上の謎があきらかにされていく。分析する側の人間も、思いがけず、他人に分析され(ていると思い込み)、自己を分析する羽目になる。「他人と夢を共有できるなんて素敵じゃないか」だなんて、君も精神分析を受けた方が良いんじゃないか、おでぶちゃん。