akihiko810

2001年宇宙の旅のakihiko810のレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
3.7
「I can feel it....I can feel it....」
スタンリー・キューブリック監督。

月面で不思議な黒石板 (モノリス) が発見され、その謎を解明するために5人の科学者を乗せた宇宙船ディスカバリー号が木星へと向かう。しかし、旅路の果てでコンピュータのHALが少しずつ狂い出し…。

初鑑賞。あらすじはよくわからんかったので、ネタバレ記事を読んで理解した。
圧倒的な音楽と映像。物語はほぼ哲学。エンタメ映画(面白いか面白くないか、と言う評価はひとまず脇に置いておくとして)でありながら、間違いなく「映像アート」としての価値を持つ芸術作品だろう。
さて、本作がどれほど面白いのかといわれたら、説明を極力排した映像表現がみどころなのであって、長丁場は退屈に感じるきらいもある。
映像としての凄さは圧倒的だが、それと映画としての面白さは比例しなかったか。
個人的にはキューブリックは(全作はみてないはずだが)「時計仕掛けのオレンジ」が一番好き
akihiko810

akihiko810