Kevin

キッズ・オールライトのKevinのレビュー・感想・評価

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)
3.7
南カリフォルニアに住む“ニック”(アネット・べニング)と“ジュールス”(ジュリアン・ムーア)はレズビアンカップル。
彼女らには精子提供で授かった2人の子供“ジョニ”(ミア・ワシコウスカ)と“レイザー”(ジョシュ・ハッチャーソン)がいる。
自分らの遺伝子学上の父親を知りたいジョニとレイザーは親に内緒で探すことにするが...。

作品としては好きだ。作品としては。
...。
おいムーア...。
俺はあんたのSEXシーンや乳首なんかこれっぽっちも欲してないんだよ!

だめだ。またムーアアレルギーが再発しそう。
勘弁してくれよ本当に。苦痛に満ちた顔で観てたわ。

それでもこの作品は好きな感じ。雰囲気が好き。
ムーアじゃなければもっとスコア高いはず。

しかしそんなムーアの絶対的破壊力を持ってしても、ミア・ワシコウスカの極上ヒーリング能力でなんとか正気を保ったまま鑑賞できました!
癒されることこの上なし!
この作品は自分からしたらほこ×たてですね!
何でも貫く矛(ムーア)×何でも防ぐ盾(ミア)。

本作ではミア・ワシコウスカが一方的にキスするシーンがあるんですが、あの俳優と自分をチェンジしてほしかったよ切実に!
そして彼女の言い放つ“Fuck you!”...。
なんですかそのヒーリング効果を纏ったFワードは。
こんな可愛いFuck youは初めて聞きました。是非耳元で囁いてから股間を鷲掴みしてほしいものです。
この性癖はさすがに気持ち悪いですね反省します。

マーク・ラファロももちろんよかったですよ!本作でも彼の毛深さは健在です!
いいおじさんな雰囲気でハマってた。彼の演じるポールが可哀想極まりない。
そりゃそうですよ!自分の精子提供で生まれた子があんなに可愛かったら可愛がってあげたくなりますよ絶対!

作品としては大好きな部類に入るにも関わらず、あの大女優のせいで100%楽しめなかったのが残念!

にしてもどうすっかなムーア対策。色んな作品に出てるからな。
慣れしかないだろうけどこれは生理的にだめなやつかな。
Kevin

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