こぅ

私の殺した男のこぅのレビュー・感想・評価

私の殺した男(1932年製作の映画)
4.0
公開中のフランソワ・オゾン監督【婚約者の友人】
のオマージュ作という事でエルンスト・ルビッチ
監督初鑑賞【反戦映画】。

1919年11月11日パリでの初めての終戦記念日の
協会に1人残り、神父に懺悔を申し出たポール
(フィリップ・ホームズ)は第一次世界大戦中に
ドイツ人、ウォルターを殺してしまった罪を赦し
て欲しいというのだ。そして無謀にも【遺族を
訪ねて謝罪】し、赦しを請う為ドイツに向かう…。

ウォルターの父(ライオネル・バリモア)に敵国
フランス人だと名乗ると怒りを露わにされた。
そして、果たして自分の正体を告白出来るのか⁈
のシーンには結構ハラハラした。
状況的にポールのとった行動は理解出来る。

両親キャラも素晴らしいが、フィアンセ、エルザ
(ナンシー・キャロル)のキャラ(決断)が特に
素晴らしく感動的。


戦争は両成敗だと強く主張。
これは世界平和を願う反戦映画だ。
こぅ

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