名曲「Born to Be Wild」から始まるゴリゴリのバイク映画
…かと思ってたら違った。
途中までヒッピーかぶれのロードムービーかと思ってたらそうでもなかった。
最終的にはアメリカの闇映画だった。
ちょっと調べたらアメリカン・ニューシネマの代表作と出てくる。
そうだったのか。
自分が1960年代後半とか70年代前半に20歳前後とか、
今現在まさに20歳前後とかならもっと刺さったりするのかな。
登場人物の誰にも共感できなくてざわざわした。
特にダイナーの少年は嫌いだな~って思ったけど
あの年齢であの考え方に染まっているのは彼自身の責任とは言えないよね…とか色々と考えるとやっぱりこの映画の奥は深い。
音楽のカッコよさとアメリカの広大な風景は楽しい。
あとジャック・ニコルソンの「ニッ!ニッ!」のインパクトは凄い。好き。
それにしても「Born to Be Wild」を「ワイルドで行こう!」と訳した当時の日本の関係者のセンス。どうなの?!
まあ「Keep Yourself Alive」を「炎のロックンロール」って平気で訳せる時代だから仕方ないのか。