監督は「アメリカン・ギャングスター」のリドリー・スコット。主演は「ブラッド・ダイヤモンド」のレオナルド ・ディカプリオ。他に「アメリカン・ギャングスター」のラッセル・クロウ、「ロックンローラ」のマーク・ストロング、「それぞれのシネマ」のゴルシフテ・ファラハニなどが出演。
ヨルダンを拠点に大規模なテロを計画する首謀者の手がかりを得たロジャー・フェリス（レオナルド・ディカプリオ）は組織に潜入しようと試みる。そのためには狡猾なCIAのベテラン、エド・ホフマン（ラッセル・クロウ）らの協力が必要だった。味方とはいえ過信ができない不安定な状態の中、潜入作戦実行の期限が迫っていた。
序盤から緊張感のある展開が続く。中東での活動がどれだけ緊張感のあるものか分かる。
中盤はアメリカ側とヨルダン側での連携が取れず、グダグダな調査になってしまい、しまいにはフェリスが1度ヨルダンから離れることになってしまった。色々思惑があるんだろうけど、アメリカ側はちょっと傲慢だった。
どんどん作戦を立てて、テロの首謀者に近づこうとしていくフェリス。周囲を騙して、テロリストに近づこうとするんだけど、同じような事を周囲もするので、上手くいかなかったり、逆に利用されてしまったりもする。
現場での緊張感が存分に感じられて非常に良かった。
マーク・ストロングの存在感が凄かった。髪の毛がある事に違和感はあったけど。笑 あとゴルシフテ・ファラハニは綺麗。最近もかなりハリウッドの作品に登場しているので、注目していきたい。
中東での対テロリストの臨場感を感じられる映画。
