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大病人のyellowwhiteのネタバレレビュー・内容・結末

大病人(1993年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

テレビで視聴

伊丹十三監督作品の中で、過去のテレビ放送でも見ていなかったので視聴
1990年代前半の医療倫理観なので、2020年代の現在の視点から見ると本人にガン告知をしないなどの点でやや違和感はある

作中で序盤から何度も掛かる曲は「ラストダンスは私に」(Save the Last Dance for Me)、劇中では「ラストダンス」と呼称
今だと映画「Shall we ダンス?」で見たり聞いたりした人が多いんじゃないかな

三國連太郎の自殺未遂からの仮死状態時の描写がちょっと分かりにくい、屋上のシーンはいいとして
自宅で、妻である宮本信子の前に突然現れたところはちょっとな~、もうちょっといい表現無かったんだろうか

延期となっていた撮影中の映画のラストシーンについて、自身の病と死期を重ねつつ、多数のエキストラと生演奏のオーケストラ楽団、
そして撮影スタッフの協力のもと、無事に撮影が終了し、自宅で最期の時を迎える

なんでこういう映画を撮ろうと思ったのか謎なんだよな~、死生観を感じる年齢というのがあるのかもしれないけど、
面白いっちゃー面白いが商業的に成功したのかは気になる
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