ずっとヌメラーとしていて、テイストは違うけどアルトマンの『三人の女』みたいに全員ヘン(謎度は段違いにアルトマンが上)。マーロン・ブランドとエリザベス・テイラーの組み合わせが最高だった。ゴールド染色版というグレーディングでよりヌメラーとしてたのかも。オープニングの風景ショットすら異様だった。リズ・テイラーはキワモノ感も辞さない役者魂を感じたし、マーロン・ブランドの顔見てるだけで面白かった。『ロイヤル・テネンバウムス』のときのオーウェン・ウィルソンはこのマーロン・ブランドに似てるなぁと思いながら観ていた。二人ともちゃんと乗馬ができる。特にブランドは馬が爆走するシーンで本人のところもある。
全裸で馬に乗る若い兵士とかクィアなフィリピン人の従者とか、これはキャンプってやつか?(よくわかってないキャンプの定義)と。ジョン・ヒューストンの振り幅よ。