※タイムライングルグル解決せぬまま週末に、、、あぁ。

《戦隊》シリーズ、記念すべき劇場版第1作。
その初代の“ゴレンジャー”のオリジナル、実は初めて観た気がする。

良い意味ですごく“古き良き昭和”を感じる。
“ゴレンジャー”、渋くてカッコいい。なんて言うか、ビジュアルも、コンセプトも、彼らの意気込みが、、、なんかいかつい。とんがってる。

《戦隊》の元祖として、インパクトも、強さも。
つまりは、物理的な強さも、精神的な強さも、さすがだと思える20分。濃厚。

敵対組織、仮面ライダーで言う“ショッカー”が、“黒十字軍”。
“ゴレンジャー”にコテンパンにされていて、一発逆転を狙い、愛媛の松山にミサイル工場を密かに建築する。
主要都市にミサイルを一斉射撃して、“ゴレンジャー”も、日本も一気に征服してやろうと。

だがしかし、そこは“ゴレンジャー”。
既に「松山に、黒十字軍の、ミサイル工場が、ある、らしい」と、ほぼほぼ正確な情報をキャッチして、5人揃って松山に凱旋する。

、、、しかも、5人、フェリーで、優雅に、行楽しながら。
そのフェリーの乗船中に、女性の乗客の落とし物から怪しげな設計図を発見して、確信し、彼女を尾行しながら“黒十字軍”を追い、5人で、野望を打ち砕きに行く物語。

桃レンジャー。
女性ながら、可愛いピンクに身を包みながら、かなり大胆。この感じ、結構好きかも。
他の男性メンバーも、彼女の「いいわね」と言う掛け声に「おぅ！」と呼応するチームワーク、カッコいい。

青レンジャー。宮内洋だったのか。
あなた、“V3”ですよね、というツッコミはたぶん野暮なんだろう。
彼がいきなり“赤”のシャツに黒いハットを被って登場するからややこしい。そこは“青”のシャツではないのか、と。

それで、赤レンジャー。
インナーに赤の差し色を着ているが、上下“ブルー”ジーンズではないですか。

そして、この赤レンジャー、1番渋い。なんか、パンチパーマで“剃り込み”入ってませんか、良い意味で《戦隊》とは思えない別の迫力を感じる。

この“赤”と“青”、混乱はあれど、彼らのこのチームワーク。
“仮面ライダー”ではなかなか見られない阿吽の呼吸の5人一体の攻撃は見てて壮観。

この20分間では、ある意味、無敵と思えるほど、向かうところ敵なし。
フェリーで四国まで行って、現地で暴れ回る。

彼らのガジェットや乗り物も、いかつくてカッコいい。
《戦隊》のすべては、ここから始まった。

なんか直感的に『ガッチャマン』の感じにどこか似ている気がした。
まさに、濃いアニメのキャラクター達と物語のSF的な展開をなるべくそのまま実写に起こした、みたいな感じ。

やはり、伊達に“初代”の看板背負ってない。
存在感、インパクト、攻撃のレパートリーやキャラクターの魅力など。
たった20分間の劇場版で残した爪痕の深さは尋常ではなかった。

さて、ここから、《戦隊》の劇場版も初期の方から攫っていきたい。
何度も言うけど、この“ゴレンジャー”の渋さと濃さは他にはなかなかないのではなかろうか。

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• #特撮ヒーローの映画

今や幽霊が出る噂のホテル奥道後が出てくる。

あっという間の20分！もっと見てたかった！！
観光、お色気、喜怒哀楽に贅沢アクション！なんかすごい作品を見た気がする！！

<戦隊モノの金字塔ゴレンジャー初の映画作品。日本征服を目論む黒十字団は全国を照準にできるミサイル基地を四国松山に建設。情報を得たゴレンジャーは観光を装いフェリーで四国へ潜入。国民の命運やいかに>

今となってはあまりない、日本の地名が頻出した部分に時代を感じました。
日本地図の北海道の位置がズレてましたが、あれは昔ながらということなのでしょうか。笑

そして敵の尾行だってのにヒーロー仕様の改造バイク使うところとか、リアリティの粗さが愛おしく見えるのもこういう作品の一興。

なんて肘を付いて観れるのも束の間、終盤5人が一列に勢揃いするシーンは自然と鳥肌が立ち「かっこいい、」と胸を熱くしていました。

短いし見やすいかなと再生したものの、最後は食い入るように見ていた作品です。侮れません。