たりほssk

激突!のたりほsskのネタバレレビュー・内容・結末

激突!(1971年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグ監督のデビュー作。最初はテレビ用だったそう。
怖かった。運転手の見えないタンクローリーがひたすらに不気味。
「正体のわからないものが、明確な殺意を持って自分を襲ってくる」という最高に恐ろしい状況が繰り広げられる。
振り切ったと思っても執拗に執拗に追ってくる。追い詰められるマン。もう普通だったら気が狂ってもおかしくないけど、彼は闘う決意をした……。
そしてラスト、恐竜のような咆哮をあげて落ちていくタンクローリーが本当に死んでしまうまで(部品の動きが止まるまで)全く安心できなかった。
じわじわとした恐怖をこれでもかというくらい味わいました。名作だと思います。
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