サマータイムブルース

早春のサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

早春(1970年製作の映画)
3.8
CAN目当て

1970年のイギリス、西ドイツ合作映画
日本公開は1972年
リマスター版が2018年にリバイバル公開されています
色彩豊かでとてもおしゃれ

オープニングの映像と音楽に引き込まれる
よくある思春期の少年の初体験モノ、ハウトゥーセックスモノかな?などと思っていたらちょっと違ってました

15歳の少年マイクを演じたジョン・モルダー=ブラウンくんが美少年すぎる
撮影当時は18歳くらいか

学校を辞めたマイクは公衆浴場に就職する
そこで彼の新人教育係になった先輩スーザン(ジェーン・アッシャーさん)に恋をする、というお話
スーザンは婚約者がいるのにマイクの体育教師だった男と不倫に勤しむ性に奔放な年上の女性
あの女は誰とでも寝る、と噂が流れてます

マイクの恋の暴走が恐ろしくて引いてしまう
もう自分のことしか考えてない
相手の気持ちや周囲にいる人達の気持ちなどお構いなし
他人にどう思われるか、なんてことなどこれっぽっちも気にせずひたすら突っ走る
今だと完全にアウト、逮捕案件です
こんな恋ができるなんて、ある意味羨ましいけど、相手にとって迷惑でしかない

スーザン?と思われるストリップダンサーの等身大パネルを持って電車乗ったりするの「傷だらけの天使」思い出しました
あと、屋台のホットドッグ屋のアジア人がいい味出してて好き

最後はそうなるわな、という納得のラストでした

ダモ鈴木氏のご冥福をお祈りいたします🙏

☆bennoさんのレビューを参考に鑑賞しました☆