ゆう

シルバラードのゆうのレビュー・感想・評価

シルバラード(1985年製作の映画)
4.0
イーストウッドマラソンを終えたばかりの方に勧められて鑑賞。

ガンマンのエメットは姉が住む町シルバラードへ向かう途中、砂漠のど真ん中で下着一枚となった男ペイドンと出会う。彼はかつて無法者だったが、一緒に行動していた者らに身ぐるみ剥がされたという。立ち寄った町でペイドンは裏切った仲間の一人を見付け出して射殺し、そこで偶然かつての仲間だったコッブと再会し、彼から仕事話を持ちかけられる。しかし、足を洗うつもりでいたペイドンは断り、エメットと一緒にシルバラードへ行くことに…。

イーストウッド作品もそうだけど、中盤からラストにかけての盛り上がりがすごい。それまでは、設定を理解したり伏線をはる時間なのだろう。
西部劇だから、もちろん見どころはラストのガンシーン。
まずはエメットの弟ジェイクの二丁拳銃、そしてエメット、最後にペイドンのラスボス対決といったところなのだが、三者三様にめちゃくちゃかっこいい。
ケビン・コスナーがとにかくやんちゃでかわいくて、素敵…!!
ボディガードからのファンとしては、こんなに若いコスナーは新鮮。

話の終わり方は、明るく比較的ハッピー。ペイドンの転身に、「あっ」と声が出て、感動した。
男くさーい西部劇のはずだけど、女性でも楽しめる作品でした。
イーストウッドマラソン直後に勧めてくれた方に感謝!
(私も勝手にイーストウッドマラソン併走して、感想言い合ってたので勧めてくれたのだと思います)

余談ですが、エメットが「羊たちの沈黙」でクラリスに嫌味を言うクロフォード役ってことは、全く気づかぬままラストを迎えてしまった…。好きな映画なのに…。
ゆう

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