「ザ・ロック」も同時視聴してくれた方と同時視聴にて鑑賞。
苦手なニコケイ第二弾で、「サタデー・ナイト・フィーバー」以来好きなジョン・トラボルタとのダブル主演。
極悪非道でそれはまあムカつくテロリスト、キャスター・トロイと、真面目なFBI捜査官ショーン・アーチャー。トロイに息子を殺されたアーチャーが、トロイをついに捕らえるも、その際に頭をうち昏睡状態に。しかしトロイが細菌爆弾をしかけていたことがわかり、その爆弾のありかをさぐるため、アーチャーがトロイと顔を交換し、トロイになりきることになり…！
この世で最も許せない奴の顔にならなければならないアーチャー。そしてひょんなことで目を覚まし、宿敵アーチャーの顔になることを選択したトロイ。観ていると、トラボルタがトロイに、ニコケイがアーチャーに見えてくるのがすごい。
キャラ立ちしているふたりだからこそ、そしてその配役がトラボルタとニコケイだから成立した、奇跡の作品かもしれない。
圧倒的な鋭い洞察力と機転で先手を打っていくトロイに、元の顔に戻るのも刑務所からでるのも絶望的なアーチャー。無理じゃん…と思いながらもジタバタするアーチャーの行動が、徐々に事態を好転させていく様は見事。
そこで、子を殺された執念と家族を想う彼の強さが活きているのがさすが。
ラストは涙涙で…。
配役が逆では成立しない、本当に絶妙なバランスの秀作。ニコケイ苦手ではあるけれど、苦手だからといってアレルギーにしてはいけないなと思わせてくれた作品でした。
一緒に観てくださった方に感謝です。
こういうの、紹介してくださるのは本当にありがたい。
#ニコケイ02
