Ricola

好奇心のRicolaのネタバレレビュー・内容・結末

好奇心(1971年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

軽快なジャズが流れるオープニングがなんともおしゃれ。

14歳の息子ローランに対して子ども扱いする母。しかし実際そのローランも幼い。

三兄弟の悪ふざけがひどすぎる…そこに引いた…。

母子相姦的なタブーを通じて成長を描いているとあったが、最初は腑に落ちなかったがちょっとわかったかもしれない。
人間は自らのもしくはほかの人の底にある琴線に触れてしまうと、「やばい」と思って模範的スタイルを取ろうとするからではないか。

そのタブーからラストへの転換があまりにもスムーズで呆気なかったのもそういった理由なのではないだろうか。
Ricola

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