アラン・クォーターメイン（リチャード・チェンバレン）は、行方不明になっていた弟ロブソンがアフリカ奥地で黄金都市を発見したことを知る。ロブソンを探すため、アランはジェシー（シャロン・ストーン）、アランの旧知のアンソロポガス、そして黄金目当てでついてきたスワーマとともに黄金都市を目指す。
まず、前作の主役を演じたリチャード・チェンバレンとシャロン・ストーンが続投しているところが嬉しい。前作同様、様々なアクションを見せてくれています。そして、今回の新しい仲間であるアンソロポガスとスワーマもストーリーによく絡んでいて面白いです。アンソロポガスはとても強く、斧を使った戦闘アクションで大暴れします。もうアンソロポガス一人で良いんじゃないかな、と思うぐらい強すぎた。そして、スワーマは見事なほどの小悪党ぶりを発揮し、黄金目当てにあっさりアランを裏切るところが良い感じです。
前半パートが黄金都市にたどり着くまでの道程であり、好戦的な部族に遭遇したり、蛇やワニに襲われたりとピンチの連続ですが、結構あっさりクリアするのでテンポが良かったと思います。
後半パートが黄金都市での冒険のパートになっており、黄金都市を支配する大司教エイゴンとの戦いとなっており、アランのペテンに騙されて都市に住む人たちがあっさりアランを信用するなど、ご都合主義ではあるけれど面白かった。そして、ラストもほどほどに盛り上がったと思います。
本作も前作同様、若い方がわざわざ観るものでは無いですが、私のような昭和のおっさんの心に突き刺さる懐かしさであり、観ていて面白かったです。
