嫌いよりもむしろ好きだったけど、物語が薄っぺらすぎてちょっと失敗しているかも。
「レオン」のリュック・ベッソン監督作品だしと思って、当時LDを買ってよく観ていました。
キャストはそこそこ好演していると思います。
「バイオハザード」に出る前のミラ・ジョヴォヴィッチは、スタイルがよく、ちょっと宇宙人的な感じがはまってて綺麗だった。
タクシー運転手のブルース・ウィリスは「ダイ・ハード」のように、やっぱり災難続きで愚痴ってばかりいるけど、しっかり頼れる兄貴。ママに弱い(笑)
ゲイリー・オールドマンは、笑うしかない存在だし(それで良いのか?)。
「エイリアン」で知ったイアン・ホルムがコメディリリーフだったのも新鮮。
「ブレードランナー」をカラフルでキッチュにした感じのうるさい未来は、とても大好きで、リールーが飛び降りる場面やタクシーの逃走劇シーンは飽きずに何回も再生して観てましたね。
ジャン=ポール・ゴルチエの衣装は動くパリコレとして迫力と異様な雰囲気がありましたし、エリック・セラの音楽もカラフル映像とマッチしていて最高に好きですね!
ただクリス・タッカーのマシンガントークは苦手だったので、彼が話すとどうにもテンションが下がりました。
(彼のファンのみなさん、ごめんなさい)
映像と音楽は凄く好みなのだけど、話がどうにもバカらしくまとまりがないのが、欠点と言えば欠点。
映画は映像と音楽が良くても、物語がダメだと意味がないと思いました。好きではあるんだけどね~。