ミサキ

フィフス・エレメントのミサキのネタバレレビュー・内容・結末

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ガメラ3と共に私の性癖を方向付けた至極の作品。個人的嗜好と思い出補正によりスコアは問答無用で☆5です。

これもガメラ3と同じくVHSに両親が録画していた作品の一つ。この作品を見ないとその後ろに録画されていたラピュタが見られなかったのでラピュタ見たさに何度も見てたらいつの間にかこっちの方が好きになってました。(あれ?) これ、ガメラ3と違って配信もたくさんあるし円盤も持ってるので年に50回は観てるんですが、スコアつけてなかったので今更ながら!

1997年に作られた未来の話なので、現在のSFに慣れた人が見ると画面のチープ感が気になるかもしれないですが、それを十分忘れさせてくれるレベルでストーリーが神です。

恋愛あり。戦闘シーンあり。謎解きシーンあり。せ、性癖大爆発要素の宝石箱や〜!

また演出もすごく好きで、最初にリー・ルーの身体を組み立てるシーン、ワクワクしかなくないですか!? あんな腕ひとつから超絶美女が裸で出てくるんやで…。そらあんな美女が上から降ってきたら好きになっちゃうよ誰でも。

この身体組み立てシーン他、当時で考えられた未来の便利さというのが昔の人が考えた感じだなあ〜!と思うんですが、それでも今見てもロマンがあるね。電子レンジっぽい料理が出てくるアレとかね。ゾーグの武器とかその他もろもろ。

うわーんもう全部好き!って感じなんですが、個人的に最高に性癖大爆発シーンがオペラのシーン…。昨日の金ロー、「天使にラブソングを」であれを見ながら「(Hail Holy Queenのシーン)これこの世で一番好きな映画での歌唱シーン」と言ったら横にいた母から「フィフスエレメントは?」と即飛んできて「あ…ああっ…同率一位や…」と苦しむ羽目になりました。

あのシーンかっこ良すぎる…神…幼稚園のころの私はあのシーンを見るためだけになんどもなんどもテープを巻き戻しましたとも。全人類の夢だわあんなかっこよくバックにオペラ流しながら戦いたいわ。あのオペラ、最初機械で調整しまくる気満々だったのに中の人が頑張りすぎてほぼ調整してないらしいですね。人間ってすごい…。

あのシーンだけでもいいからもうみんな見てほしい。マジで。

リュック・ベッソンの映画、世界観が独特で全体的に大好きなのですがこの映画は突出してます。

あと吹替版がたくさんあるのも魅力的、今どこかで見ることができるのか知りませんが野沢さんがブルース・ウィリスやってるテレ朝版、山ちゃんがルビーをやってる日テレ版、ネフリで見られるビデオグラム準拠版。1つの映画で3度は美味しい。

これからも永遠に見続けるんだろうな〜。
ミサキ

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