ショーシャンクの空にのてんさんのネタバレレビュー・内容・結末

原作をひとつも読んだことがないのだけど、スティーブンキングはいろんなもの書けるよなあ。感心してしまうよ。そのキング原作映画の中でもコレは突出してスゴいです。

冤罪でぶっ込まれた刑務所から、どのようにして自己実現を目指すのか。刑務所に入った時点で諦めないとならないものが沢山あったはずなのに、それでも自分らしく生きることを諦めない。「諦めたら試合終了だよ」の安西先生がよぎりますね。

個人的にいいシーンがひとつあって。中盤で、自分の手柄によって得たビールを仲間に振る舞うシーンがあるのだけど、仲間が楽しそうに過ごすそのひと時を、主人公はぽつんとひとりで、その雰囲気を丸ごと味わっている。リーダーシップってこういうことなのかもしんないなあ。