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フィッシャー・キングのskm818のレビュー・感想・評価

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)
3.7
起承転結の承の部分寝てしまって、なんでパリーが聖杯にこだわってるのかよくわからん。目が覚めたらもう、リディアとの仲を取りもち大作戦のターンだったもんな。しかもこのリディアさんどうなの? 不器用でそそっかしいのはいいとして食事どきのマナーさ… それなりの出版社でスーツ着て仕事してる人が、あんな、ソースをひとりで全部自分の皿に入れちゃうとか、初対面に近い人の家で脚を広げたりするか? コネ入社か? あれに合わせてあげるパリー優しいなと思いましたね。アンはよかった。ジャックは微妙だなあ。彼は自分の無責任な喋りで隠キャ青年を煽って惨事を引き起こしちゃったわけだけど、今度は無責任なデートのけしかけでパリーを窮地に陥らせちゃったわけだよね。多分本人もわかってんだろうな。無責任に言葉を使う自分にうんざりしたんじゃないかな。DJとしていつもペラペラ喋っているのに、アンに対する「愛している」はいつまでも言えないわけですよ。パリーも妻を失った悲しみを適切な形で表現することができなかったんだろうなと思う。言葉というのは適切に使わないと色々歪みを生んじゃうんだろうなあ。
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