えー、ようするにカーツ大佐がこの映画を撮ってるコッポラ自身って解釈でいいんですかね。戦争の狂気云々というか、コッポラが向こうであまりにも大きな野心を抱いてしまい大変なことになり、その現実の状況がたまたま撮っている映画の内容とシンクロしちゃったという世にも奇妙な映画。
思わせぶりにサーフボードを盗んでおいて結局何もないとか、結構初歩的なミスがボコボコ出ているのは最早ご愛嬌か。わがままなマーロン・ブランドをコントロールするための苦肉の策が垣間見えるカーツ大佐初登場シーンは「はあ、これがうわさの奴ですかい」などと結構楽しんで鑑賞した。
とにかく、爆撃シーンで腰が抜けることは保証する。