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セント・オブ・ウーマン/夢の香りのmaroのレビュー・感想・評価

4.0
「午前十時の映画祭8」にて。
タイトルからして恋愛映画かと思いきや、実際は恋愛要素ゼロの、心温まるヒューマンドラマ。
気難しい毒舌の盲目退役軍人のおっさんが、心優しい青年との交流を通じて、新たな希望を見出す話で面白かった。
ラストの公開懲罰委員会のシーンは圧巻。アル・パチーノが堂々と大声で友人であるクリス・オドネルの高潔さを説くところは感動である。
個人的には、現実において偉そうなおっさんは好きではないけど、映画でよくあるおっさんと若者の交流を描くようなテーマにおけるおっさんは割と好きかもしれない(笑)
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