面白かった。
始終薄暗くて、不気味な雰囲気。
好き。
寒々とした元孤児院で起こるホラー・サスペンス。
ホラーでありながら、感動系でもある。
でも、多少の既視感あり。
いつの世も、母は強し。
そんな感じ。
そして肝心な時に、父は居ない。
そんな感じ。
昼間、明るい太陽の下で観たので、あまり怖くなかった。
でもこれ、夜、暗闇の中で観たら、相当怖かったんじゃないかな。
不穏な音響が恐怖感を煽る。
また、どことなく既視感。
途中、一箇所だけ、目を覆いたくなるシーンが出て来る。
思わず「うぎゃっ」って変な声出た。
それ以外は目を凝らして観ていた方がいい。
大事な伏線が隠されているからだ。
それがラストへと大きく繋がる。
ん~、でもやっぱり既視感。
チャップリンの実娘のジェラルディン・チャップリンが霊媒師の役で出てた。
この人好き。
そういえば、昔観た『愛と哀しみのボレロ』にも出てたな。
懐かしい。
今度観てみよう。
ラストシーンが近づいて来る。
そこで私はやっと気づくのです。
この既視感の意味を。
「あ〜、これ、前に一回観てるわ!」
またやってしまった。
観ていたことをラストになるまで気づかない私。
それが一番ホラーでした。