スコア4.0としてのレビュー
メタの大傑作
メタとは❓
(テキストをお借りします🙇🏻♂️)
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https://angel110.blog.fc2.com/blog-entry-202.html
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子どもは自分の思考過程を(モニター)し、結果を予測したり分析したりするようになる。
これを(メタ認知)と呼んでいる。
このような(メタ認知)は、(幼児期後半)くらいから発達が始まり、次第
に自分の思考を振り返ることが可能となる。
こうした態度は、学校の学習において多く求められるようになり、例えば、
自分で検算して間違いを見いだすことが出来るようになると、計算することが
おもしろくなるといった(内発的動機づけ)に結びついていく。
「メタ」、「振り返り」、「内発的動機づけ」🧠🤔👉🏼レビューを書くときの原理原則にしているかもしれません。
トム・クルーズ主演の『トップガン』は宇野維正さんがおっしゃる通り、現実には鳴ってもいないのに音楽がガンガン流れる。これをかつては「MTV感覚📡」と言ったのだが、クエンティン・タランティーノ以降、それは「有り得ない」のだからちゃんと登場人物がレコードに針を落としたとか、ラジオから流れてきた、とか
きちんとしようとなった。
でも👦🏻でも🧒🏽でも👧🏼でも、そんなの関係ねえ(by 小島よしお)はいオッぱ💭💭💭
冒険者たち? ヨロシク、揃いのユニフォームに身を包んだ男たち。
Iggy Popの「Search and Destroy」(73)で敵をぶちのめす。それは映画史に残るメタとして極上のコメディを演出したのです。
そのシーンは
この映画の謎が凝縮され、よーく観たら全ての謎が解けそうな気分になってしまいます。
映画ファン必見🥁!!
スコア5.0としてのレビュー
彼のトレードマークである、ガーリッシュなテクニカラーで描かれています🟥🟨🟦
そのユニークな映像美からは豊富なmerchが産まれた。
地獄のような映画の(個人的な)代名詞はSteven Spielbergの『Jaws』(1975)なのですが、「life aquatic jaws」で検索すると、超地獄のコラボTシャツが出て来ます。かなり素敵です🗺(!)。
ーエステバンは食われた!
ーエステバンが噛まれた?
ーいや 食われたんだ!
ー死んだ?
ーエステバンは食われた!
ー丸呑みされたのか?
ー違う 噛まれた!
めちゃくちゃ可笑しいんですけど。
いくつかの荒唐無稽な出来事、ヒトの生き死にに関わる危険な事故、さらに穏やかだったり、または荒ぶる波みたく、感情の起伏についても、この映画は不思議なユーモアで包んでしまう。
これはヘンテコな映画で、我々は他に似たような映画は必要ないのだろうか❓(私のレビューで赤色の❗️❓ ‼️ ⁉️は読み手に対しての注意喚起を目的に使っています。今回は特別にネタバラシ😆よん💙)
Wes Anderson監督の『The Life Aquatic with Steve Zissou』(2004)がただのヘンテコな映画ではなく、メタ認知についての実践だとすると、事情は変わってきます。この赤い帽子も、この黄色い船も、この水色のユニフォームも、夢が現実を描き直す素晴らしさについて。
その後、間違いなく多くの人がこの映画からインスピレーションを得て、グッズ製作やら、自分の好きなモノをとことん芸術に昇華させるエゴだったり、映画の人間関係さながら、ヒトを狂わしている気もする。自分もmerchを手に入れようとしたタチだ🧢
Steve ZissouのいないThe Life Aquatic(水中の生活)について考える時、現実程度のカラフルさにムーミン(夢民)は耐えられなくなり、The Life Aquatic with Steve Zissouを夢想してしまうのです。
そこ(表現)を楽しんでも良いし、そのメタ認知(自己客観視、自己分析、転じて、間抜け(!))を愉しんでも良い。
『クストーの海底世界』も本当はこんなんだったんだよ、でも芸術みたいにカラフルに描くことで、誰かが勘違いして、また良いモノを作るんじゃないの?とW. Andersonは語りかける。
これまで何度も観た、クライマックスのシークエンスをまた観ながら、こう思った。
これは2004年の『Star Wars』だったのだなと。希望を一杯に✨落涙✨
時代の閉塞感(1977 & 2004)を描くために映画前半を犠牲にするようにスロー・テンポなところは共通している。いや、この映画は映画の大部分がスロー・テンポだ。もはや何も起こらないのではと諦めそうになりそうだった。
本当に美しいものに打ちのめされたいなら
まず手に取るべき1本はこれかも。