音楽もセリフも演技も脇役のチョイス(ニーナ!)も、そこかしこにノーラ·エフロン印がついている。メグ·ライアンの代わりとしてのニコール·キッドマンと言っては失礼かもしれないけど、頑張ってる。シャーリー·マクレーンはTV版でもお母さん役だった?というくらいエンドーラそのものだし、マイケル·ケインだってスティーブ·カレルだって出てるオールキャスト。でも、全然ロマンチックじゃない。ウィル·フェレルはいつものフザケたウィル·フェレルだから、彼に恋をするニコール·キッドマンに全く共感できない。ロマンチック·ムービーは狙ってないってこと?でも、コメディとしても大して面白くない。本家TV版の方がずっと面白い。そんなんで、どんな映画が撮りたかったのかよくわからない仕上がりになっている印象。ノーラ·エフロン印より、ウィル·フェレル印の方が強いということかも。
以下、過去レビュー(2016/11/20)
かなり前に見たが、ニコール・キッドマンのサマンサは全然楽しくなかったような記憶しかない。あまりコメディ向きの女優さんじゃないんじゃないかな、と思いました。
でも、監督がノーラ・エフロンだったとわかったのでもう一度見てみたい。