ぬーたん

奥さまは魔女のぬーたんのレビュー・感想・評価

奥さまは魔女(2005年製作の映画)
3.2
子供の頃、このドラマが大好きだった。何度も再放送されたし、全254話というから大人気ドラマだった。魔女サマンサとダーリンは勿論、ママやダーリンの上司、お隣さん、と面白くていまだに思い出すわ。ダーリンが途中で変わったのがショックだったが、今はその事情も分かってスッキリ!
チコちゃんでちょうどこのドラマをやって、クリスマスツリーが日本で普及したきっかけになったと言っていた。そういえば、このアメリカのドラマでは大きな家に広いキッチン、家電におもちゃと、カルチャーショックを感じて、うっとりと羨ましく観てたっけ。ツリーも確かに大きかった。梯子に乗って飾り付けとか、当時はビックリしたはず。更にこの後の魔女魔法使いの漫画やドラマが流行ったことも思い出したわ。
と、前置きがまた長くなったが、映画です😅
このリメイクなんて何を今更…って感じだけど、リメイクではなかった。
リメイク映画を演じる俳優の話になってる。
俳優と女優、だけど本当に魔女というわけ。
サマンサ役のイザベルにニコール・キッドマン。
モンゴメリーにちょっと似てるし、金髪で可愛らしいし、適役かも。
それに、魔女っぽいしね。
ダーリン役のジャックをウィル・フェレル。
うーーん。これはダメだ。いきなりダメ。
ドラマの時みたいに途中降板してイケメンダーリンになるといいなあとさえ思ったし。最初のキャスティングはジム・キャリーだったそうで、ジムだったら面白くなってただろうと残念な気持ち。
『俺たち』シリーズの俳優だが、このダーリン役も人気俳優役もしっくり来ない。どう見てもキッドマンと釣り合わないし。
ママはシャーリー・マクレーン。これは良かった。
メイクのせいもあるがドラマのママと似ているし迫力あり。
パパはマイケル・ケイン。こちらも飄々としてるし紳士的で渋くて良かった。3人が役に合ってて演技も良かっただけに、足を引っ張る形のダーリン役がやっぱり残念だ。申し訳ないが。
103分と短く観易いが、案の定、内容は今一つ二つ!
魔法も地味だし、タバサも出て来ないし、これならいっそリメイクの方が面白かったかも?
それにしてもドラマは面白かった。久々に観たくなったが、放送しないかなあ!今思えば、日本語吹替えがまた良かったから、当時の吹替えで放送して欲しい。
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