ねつき

キューティ・ブロンドのねつきのレビュー・感想・評価

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)
4.1
「髪の手入れは女のジョーシキよ」

何かを成し遂げようとするときに、それ以外のものを犠牲にしなきゃいけないなんてのは間違いだ、と思った。
エルは自分自身をよく知ってるからこそ、自信を持っていられるし突き進んでいけるんだなぁ、と。そういう意味でものすごく賢いんだな。まっすぐ。自分の心の声に従ってる。

おしゃれをして元気が出るのではなく、元気がないからこそおしゃれをする。
エルの場合はそれが髪やつめのお手入れだけど、自分の好きなことならなんでもよくて、私たちにも同じことが言える。
かっこつけたかったり、周りの目を気にする私たちだから、自分の好きに向かって突き進むって言うほど簡単なことじゃないのだ。人の目を気にしないエルめちゃめちゃかっこいいな。
第一印象で人にどう思われたって、結局人となりが見えてくる。世の中見た目が9割と思っていたけど、それって世の中の流れに逆らいたくない臆病な考え方かもしれない、とこの歳になって考え方が変わりそうなくらいだ。そのくらいエルかっこよくて魅力的だと思った。

自分の好きにまっすぐって、難しいんだな。
ひさびさに好きと思える映画に出会えた。
はっぴー!やった♡
ねつき

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