ぼぶ

トゥルーマン・ショーのぼぶのレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
4.0
ずっと気になってて、でもなかなか観れていなかった一作。

こういうプロットで、もう一発勝ってるような作品はすごくセンスを感じられるから好き。
劇中のボスから、何だかスティーブ・ジョブズを感じてしまった。先進的な感性だからなのか、顔が似てたからか。

そして真面目なジム・キャリーを初めて見たんじゃないかと思うくらいだったが、改めて面白いだけでなく幅の広い演技ができる俳優なんだなと再確認できた。
切ない表情とか、目元口元で表現されてて、すげーうまい。

コメディというか一種のホラーというか、何とも言えないのだが、少し違和感を感じたビールのくだりはそういうCMだったのか!となったり、キャラの立った日常生活のエキストラ、青空に突き刺さるとこ、などなど見所は多い。
5000個の隠しカメラの設定から、色んなカットが見られるカメラワークも興味深かった、確かにこれずっと見ちゃうなと思うし、だから番組表いらなくなるのもわかる。

念のため、伏線の張られたセリフがあることは言うけど、セリフは言わないでおこう。
良き終わり方◎
ぼぶ

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