『暴走特急』の前作、『沈黙』シリーズの第1弾。
スティーヴン・セガール演じるケイシー・ライバックは元秘密戦闘員であり、コックとしてたまたま戦艦に乗り込んでいたが…。
次作の『暴走特急』ではコックという設定ながら写真でしかその幻の姿を拝見できず、グルメ作品好きな私としては、こちらでその姿を観ることができるのか期待していたが…。
セガールが、卵を流し入れるという貴重なシーンを発見できた!そして手元だけ映る素早い包丁裁き…、破壊するだけではなく冷蔵庫に監禁される彼は本当にコックだった…。
そしてこの作品のもう一人の主役であろうトミー・リー・ジョーンズのハイテンションなヒッピー感は似合い過ぎていて笑った。そしてとても存在感のある悪役っぷり、サイコパスぶりは素敵だった。
セガールの太い首は片手では締め上げられず、敵の敗北していく姿や、悩殺ガールにも動じず紳士的。
セガールの道行く後を追えば爆発が待っている展開にスカッとでき、とても他人事な会議室。
そして最後の格闘バトルは痛そうで怖かった。
乗組員一丸となって戦う姿、簡単にハイジャックされる戦艦、90年代らしい音楽に、終わりよければすべて良しな展開はとても単純ながらとても面白かった。
同時鑑賞ありがとうございました☺️