「ダイ・ハード3」は当初海洋アクションの予定だったが、本作が公開されたことでその企画が全面的に頓挫したことは有名な話。
本作の見所はセガールが一切危機に陥らないこと笑。絶望的状況に追い込まれた主人公の大逆転劇がアクション映画の醍醐味の1つだけどセガールにその概念は無縁であります。
ストラニクスとクリル中佐は狡猾で悪くて強いんだけど本気出したセガールには手も足も出ない。いつしか観客の関心は「セガールはどこまで強いのか?」とセガールの無双レベルの確認へと向くことになる。こんなアクション映画他にはない笑。
計画を全潰しされたトミー・リー・ジョーンズが狂ってトマホークを乱射しながらアメリカ国歌のリフをエアギターで歌うシーンが一番好き。