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日本海大海戦 海ゆかばのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

日本海大海戦 海ゆかば(1983年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

これは酷い(泣)
陸海軍が作り上げたフィクション戦史の映画化なんだもん。史実は1割りにも満たない。
日本海大海戦の名前を借りた楽隊兵とストーカー女の恋愛ドラマ。

史実では、東郷さんの「密封命令」は何の役にも立たずして破棄されたし「東郷ターン(T字戦法)」もあんなんじゃなかったし。
結局、対バルチック艦隊撃滅は幸運が重なってのギリギリの勝利にすぎないからね。なーにが圧勝だー(笑)

東郷さんじゃなくて、東郷さんを説得した第二艦隊参謀長・藤井較一さんと連合艦隊参謀長・加藤友三郎さんと島村速雄少将のおかげで辛くも勝ったんだけどね、本当は。

莫大な被害と甚大な死者を出した責任は誰も取らなかった。
逆に山県有朋や伊藤博文、井上馨、桂太郎、東郷さんも乃木さんも、明治天皇から爵記親受されちゃって爵位を受け取ってんの。酷いな、本当に。

でも大好きな秋山真之がちゃんと描かれていたんで、もうそれだけでオッケー👌
「敵艦隊見ユトノ警報ニ接シ、連合艦隊ハ直ニ出動、之ヲ撃滅セントス。本日天気晴朗ナレドモ波タカシ」の打電を打つ姿も見られたんでオッケー👌
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