唯

現金に手を出すなの唯のレビュー・感想・評価

現金に手を出すな(1954年製作の映画)
3.0
大人の貫禄とは、並大抵の人間に出せるものではない。
冷静に淡々と仕事をこなして行く様は、いかなる状況でも余裕を感じさせるし、内心は違うのだとしても泰然自若と振る舞えてしまうのが凄い。

だけれど、女の前では一人の男となってしまうのが可愛くもある。
常に若い女を侍らせているのはダサいなあとも思うが。

ハーモニカの淋しげな音色がまた渋い。
ジャンヌモローがまだあどけなく、うぶで可愛い。
唯