唯さんの映画レビュー・感想・評価

唯

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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

2.9

人生は、自分の力ではどうにもならないことの連続。どう生きるかのルールを自分で決めて良いしそうするべきなのに、自由には生きられない人が大勢いる現実。過酷で非情な、抗いたくても抗うことを許されない運命とい>>続きを読む

おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.4

責任追及したい夫婦と穏便に済ませたい夫婦。それぞれが自分の信念と常識と守りたいものがあって、それが噛み合わないからバチバチになるし、子供の喧嘩の和解のために訪れたはずなのに、次第に主題が移って行くのが>>続きを読む

ニューヨーク セレナーデ(2001年製作の映画)

3.0

出て来る人物全員、情緒不安定が過ぎる。
芸能人という立場は、あることないこと吹聴されたり勝手に期待されたりがっかりされたりして、何だか不憫。
自分の立場も捨てて公共の電波を使ってただ一人だけに語り掛け
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あなたに出逢ったアイルランド/ファインディング・ユー あなたに逢えてよかった(2021年製作の映画)

3.1

ホームステイ先のペンションにまさかのアイツが滞在して来る!という、強制的運命的な同居ものであり、留学先でのアバンチュールものであり、まさかのアイツは超有名俳優!という格差恋愛ものといったラブコメの典型>>続きを読む

ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト/ゴーストたちの恋愛指南!(2009年製作の映画)

3.2

3人の女と同時にビデオを繋いで、一斉に別れるといった異常性を見せるコナー。
女なら誰でも見境なく誘うし、誘い方も「君以外のブライズメイドとは全員寝た。不平等は良くない」とかきもい!!
初対面の相手にカ
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今宵、212号室で(2019年製作の映画)

3.0

「20年結婚してれば浮気するのは2+2=4くらい自然なこと」と言って悪びれないマリア。いつだってタバコをぷかぷかふかしながら女同士やり合うパリジェンヌは、大分日本人と感覚が異なるらしい。いつだって毅然>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

3.1

追い込まれ切羽詰まった人間の狂気じみたハイテンションと早い展開が続くが、どうリンクしてどこに着地するのかが見えず、だからこそ目が離せない。それぞれに欲しいものやなりたい自分や理想の暮らしに手を伸ばすも>>続きを読む

ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.4

作り手それぞれが作品への情熱とプロとしてのプライドを持つが故に、作品創作に於ける衝突は避けられない。
映画制作もクライアントワークなのだと実感するし。
映画は、一人では決して作れない。

作品を作る
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マリー・アントワネットに別れをつげて(2012年製作の映画)

2.0

何一つ頭に入って来なかった。
何も実らず報われず、意義を見出せない人生だったのかと思うと切ない。

ルーキー・ハウス・ガール(2011年製作の映画)

3.0

お金持ちって性格悪いよな~。
若い子ならまだしも、母親まで一緒になってメイドいびりするとか大人げない。
チャックバスは、やはりチャックのまま。

10代の頃から寮生活とかルームシェアとかして親元を離れ
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日の名残り(1993年製作の映画)

3.3

「執事が真に喜びを感じるのは、雇い主に全てを捧げて仕えられた時です」
執事としての高い誇りを持つスティーブンスだが、耄碌した父を雇うといった人間臭さがあって親しみを覚える。

時代は第二次大戦前後。
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

1.0

前提とされている設定があるのだろうが、それがわからないから何一つ解せずに終わる。
市民ケーンを観てからの方が良かったのか?

エンドロールで流れるその後の解説を、オープニングにも入れて欲しい。
その前
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プリティ・イン・ニューヨーク(2002年製作の映画)

3.0

オーウェンって、モテないのにプライドが高くて女を品定めするし、細かく神経質ですぐけちをつける男。だからモテないのだけど。
TPOに合わせた話が出来ない(女の子に元カノの話ばっかしたり食事中に汚い話した
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

2.2

調香師という職の、職人としての生活が厳しくも気高くて素敵。
最初はアンヌの仕事というか振る舞いを疎んでいたギヨームだが、仕事に賭ける繊細で潔癖な偏愛を知って見方を変えて行く。
しがない運転手だけど、元
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ジェーン・エア(2011年製作の映画)

3.3

身分が下の者達には自由も人権も与えられていなかった時代。
使用人であるジェーンに手を出したのは、単に若くて見どころがあるから?と思いきや、彼の過去の反省からの様である。
身分違いの恋は本物っぽくて良き
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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.2

セックスしただけで全校の話題をかっさらい、男にはからかわれ(童貞のくせに)、女には非難(あるいは嫉妬)されるなんて、高校生は可愛いもんだ。
噂が一人歩きして自分が予想していたのと違う方向へ進んで行き、
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2日間で上手に彼女にナル方法(2008年製作の映画)

3.0

「大事なのは友達でも自分の心でもない。間抜けな頭に聞こえる小さな声よ」

ケイトハドソンが毎度のぶっちゃけサバサバキャラ。
こういう女こそモテて欲しいよなあ。

ダスティンがあまりにも不憫。
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ウェディング・プランナー(2001年製作の映画)

3.0

ジェニファーロペスのまだあどけない時代!
危機一髪の場面を身体を張って救ってくれて、しかもお医者さんだったら運命感じちゃうわ!

素敵な人に巡り合って結婚を決めても、それ以上の人が現れる。
その可能性
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夕なぎ(1972年製作の映画)

2.8

夫の横で元恋人との時間を振り返り「全てで、無だった」とこぼすイヴモンタンの、甘美で儚げな表情に心を鷲掴みにされる。
ロザリーが実にフランス女らしい。
夫にさえも手の内を明かさず、男を立てながらも実は常
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ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.1

敬虔な信者って、信仰を盲目的に信じて思い込んでいる。だから、新しい価値観を柔軟に受け入れることが出来ず、思考がいつまでもアップデートされない。誰をも受け入れる様なことが教典には書かれながらも、信仰しな>>続きを読む

あなたに降る夢(1994年製作の映画)

1.5

チャーリーは根っからの善人で、故に奥さんをどんどん付け上がらせて自分はうんざりしているタイプ。だから、自分に向けられる優しさが欲しかったんだろうね。

イヴォンヌは、苦労をして来た分、人に優しく出来る
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BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.0

陸上部の男子高校生カップルで、放課後は川に飛び込んだりって、腐女子が好きそうな設定。筋肉が美しい。
何を着て行こうか、これでもないあれでもないと着替えるのは、男子もあるあるなのね。

シーヘル
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ローマ発、しあわせ行き(2016年製作の映画)

3.0

イタリア男は軟派でイタリア女は性格悪し。
「性的なことを言うのが礼儀」のイタリア人って、時代に逆行してる。
何でルカに惹かれるかが分からん。
マギーは、だめんずに引っ掛かるタイプなんだろうなーと思って
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ポリー my love(2004年製作の映画)

3.3

ベン・スティラーって、いつも堅物役だよね。
常に眉間に皺を寄せて険しい顔をしているから駄目なのよ、と言いたくなっちゃう(し、顔が何かうざい)。
相手の話を聞かずに唐突に「夕食どう?」と切り出しちゃう辺
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イヴの総て(1950年製作の映画)

3.4

最初は同情と好奇心からイヴを拾って雇ったものの、若くて誠実で誰からも好かれるイヴに嫉妬し始める大女優のマーゴ。
イヴはマーゴにとって、自分の時代が終わったことを突き付ける存在なのだろうなあ。
皆がイヴ
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藍色夏恋(2002年製作の映画)

3.3

自転車に跨り、悪戯っぽくはにかむ汗ばんだシーハオの横顔に、一目で心を奪われる。
髪つんつん流行の時代が懐かしい。
ボクシングの村田諒太似。

前半は、親友の片想いの相手と恋に落ちる系。
クーロウは、親
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

3.2

オーケストラの演奏シーンをたっぷり見せるオーバーチュア。
♪富と名声を求めて男女の欲望・愛憎渦巻くスリルと刺激に満ちた街、ニューヨーク♪
普通に生々しく殺伐とした話なのに、全編オケのジャズクラシックが
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セバーグ/セバーグ 素顔の彼女(2019年製作の映画)

2.8

思考することを放棄して大多数に流されるのでなく、疑問に感じたことに対して異議を唱える強さを持つ勇敢な人間がいるから、世界は前進する。
世間に消費され、時代の犠牲にされつつも、立場や評価を恐れずに、純粋
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建築学概論(2012年製作の映画)

1.0

初恋の初々しさは、初恋でしか帯びることが出来ない。
初恋はそりゃあ大事だろうよ。
でも、旦那と離婚して淋しさを埋めたくて、というだけな気がするし、彼も初恋マジックで一時の熱に浮かされているだけな気がす
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

5.0

1994年、16歳の男子高校生・コートン。
退屈な高校生活の暇潰しに授業中に抜くという暴挙に出ると、監視のために優等生・チアイーの前の席にさせられる。
男子は皆チアイーが好きだが、コートンは彼女に興味
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6年愛(2015年製作の映画)

3.5

6年付き合っている点がミソ。
10代から20代前半の貴重な時間を一人の相手に捧げるなんて、凄く勿体ないし、大きなものを失っている気がする。

物語としてではなく、2人それぞれが本人にとって終わりを前提
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13 ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

3.4

12歳まではニューヨークに住み、友達に囲まれて全てが順調だったエヴァン。
しかし、両親の離婚で郊外のインディアナへ引っ越すこととなり、人生メチャクチャだ!と嘆く。
「バルミツバー(ユダヤ教徒の13歳の
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ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

3.4

1970年、ロンドンのカムデンタウン。
悪臭を漂わせる老婆、ミス・シェパードは、ゴミの山を積んだボロバン暮らしのホームレス。
高齢者という弱者の強気で図々しさ全開。
富める住人達は、豊かであることの罪
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.6

sisterhoodものの本作。
4人で1つだった、そんな幼馴染4人組が羨ましい。

16歳の夏、初めて離れ離れになる4人は、全員にフィットする魔法のジーンズを、それぞれの旅先で回し履きすることに。
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

2.5

蒼井優は、線の細さが良い。
華奢な背中とデコルテ、目が無くなる位にくしゃっとした笑顔、薄化粧で丸出しのおでこ、庶民的で力の抜けたファッション、世界一白無垢の似合う顔立ちとスタイル。
男が惚れる要素の全
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.5

愛されているが故のしがらみに窮屈さを覚えるレオが、そこから離れたいと願うのは普遍的で健全な成長過程。
親の過保護は愛情起点の心配だけれど、否定された経験はその後の人生に暗い影を落とす。
同性親らしく息
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