大学生って、社会に出る前の最後のモラトリアム期間。親の目を離れて無為な時間を浪費できる。つまり、自由そして怠惰が許される最後の時間。
酒飲みまくって女とやりまくってパーティー三昧で、こんな奴らが本当>>続きを読む
全くもって何が評価されているのか謎な作品だった。
眠たいままに終わってしまったよね、、。
やっぱりジェフブリッジス(が演じる様な男)苦手だわ。
エラが何でこんなに自信満々なのか、とにかく疑問に思ってしまう。
しかも最初から上手く行き過ぎじゃね?
デブが上手く行くのは嫉妬もあるかも。
美しい人が良い男と結ばれて然るべき、努力して美しさを手に入>>続きを読む
邦題とジーナローランズの組み合わせでサスペンスかと見紛うが、何故だか上手く生きられない、そんな中でも身を寄せ合って生き抜こうともがく小さな家族の愛の話だ。
夫のニックは妻メイベルを心から愛しているし>>続きを読む
いかにも男ウケしそうな作品であり、こういう類が苦手な私には全くヒットしなかった。
同じくフォードの実話ものなら、女性工員の地位向上を求めて闘う『ファクトリーウーマン』の方が100倍好き。
夫に向けたも>>続きを読む
アメリカ育ちの中国人・レイチェルは、健康的な浅黒い肌と白い歯が眩しい笑顔の持ち主。
知性溢れる大学教授であり、典型的な「良い子」。
その彼氏であるニックは、庶民的な金銭感覚を持っているが、とんでもな>>続きを読む
ビョルンアンドレセンとマーラーの音楽がひたすらに美しい。
老いた身には若さはどれ程に圧倒的であろうか。
死に向かう者と生を謳歌する者との対比が虚しい。
「受けるより与える方が幸せ」
障がいがあるとは、施しを受けるだけではない。
実はたくさん与えている。
「本当の中身を知らないんだ」
知能レベルは小学校低学年でも経験値がある。
一生懸命に生きられるこ>>続きを読む
人魚映画という一ジャンルがある。
「人間界で異端となる存在が生き抜くことはできるのか」ということがしばしば命題になるが、そもそも異端と決めているのは人間の傲慢である。
彼らは、人間という存在を愛してこ>>続きを読む
14歳で海外の王家に嫁いで大人になることを強いられたマリーアントワネット。
男(夫)の機嫌を取るのが女の当然の務めとしてその時代には敷かれ、外国人王妃であるが故の反感も買いながら、嫉妬によるいびりにも>>続きを読む
荒療治的ではあるが、催眠療法を受けてみたくなった。
もっとエキセントリックな内容を予想していたが、静かで淡々とした作品である。
ホアキンフェニックスの不健康な演技と、フィリップシーモアホフマンの内側>>続きを読む
唐突な喪失を余儀なくされ、孤独に生き抜いて来たアダムが両親との別れをきちんと経験し、新たな拠り所を獲得して前進する話。
アダムにとって、ハリーは自身の投影なのかもしれない。
相手を癒すことによって、自>>続きを読む
この時代のシンプルなコメディの在り方が素敵。ほんのちょっとのおかしみを笑える観客もまた洗練されている様に思う。粋で洒脱。
二人にとっては日常の中にユーモアが常にあって、目の前の相手をくすっと笑わせたい>>続きを読む
とにかくグウィネスとイーサンのカップリングが最高!
当時はまだ若かったはずだけれど、大人の二人の恋路としての落ち着きと色気が半端ない。
二人の様に画になる人間になりたいわ。
奔放さで翻弄するグウィネ>>続きを読む
この時代のハリウッド内幕ものは、主従の関係が明確でギラギラしているが故に基本好き。
人間性は欠片もないのに、財力と権力と地位があるというだけで多くの人間が媚びへつらう構図が滑稽に思えるが、こうして社会>>続きを読む
子供の時から敷かれている分断思想。
まだ善悪の判断がつかない時代に教え込まれる恐ろしさ。
彼らにとって、世界はあまりにも狭い。世界を知ることすら許されない。
宗教もまた凶器となり得る。
信じることに>>続きを読む
問題の根本解決をすべきなのに、目の前のストレスからその場しのぎ的に逃げることばかりを優先してしまう哀れな我ら。
そりゃあこんなに酷い仕打ちを受けたら、妻・シャーロットの錯乱も当たり前だよね。
再婚相>>続きを読む
ソフィーとネイサンの歪んだ依存関係は、戦争の後遺症でもある。
友人スティンゴを含めた3人は、本来ならばただの親しい友達同士のはずなのに、○○人という属性で向き合うことを余儀なくされる。
ネイサンは、ユ>>続きを読む
出演者と役柄がオーバーラップすることによって、作品に更なる深みを生んでいる。
そうした背景を知ることが出来るのは、ドキュメンタリーの豊かさでもあるが、15年の時を経て当時を振り返る形であることが大きい>>続きを読む
「金田一少年の決死行」的な、冤罪を晴らすためのロードムービー。
タフな精神力、強靭な肉体、行動力、頭の良さ、何としてでも潔白を証明したいという揺るぎない想い、運の良さがないと、こうした話は成り立たな>>続きを読む
年増の女性が若い愛人をそそのかすって、ヒッチコック作品でのあるある設定な気が。
その対立キャラクターとしての純情な若い娘が巻き込まれる構図なのだが、女は歳を取るに連れて恐ろしくなって行くということか(>>続きを読む
マイケルが7回も離婚しているのは、やはり金があるから。
全て金で解決できてしまうので、離婚も自由にできるよね。
それなのに、一目惚れして今日にでも結婚したい!となるのが凄い。
結婚を繰り返す人って、>>続きを読む
他人の生活を覗きたいという願望は、誰しもが秘めて持っているものだよね?あなたもよね??とえぐい程に問い掛けて来る。
殺人事件にまつわる話なのだけど、あくまで覗きの視点のため、重苦しさがなくライトでコミ>>続きを読む
ロードムービーの様な、行き場のない男女の逃避行劇。
男女の間に完全に対等な関係など存在しない。
秘密の共有は絆を固くするが、そのゴールは破滅しかあり得ないというのもセオリー。
二人の間で本物の愛情な>>続きを読む
頼んでいないのに勝手に交換殺人を実行されるとか恐怖でしかない。
殺人トリックの話に興じるのは、誰もそれを現実として捉えていないからだ。
架空の話だということを当たり前の前提としているのに、そこが人とは>>続きを読む
マイケルダグラスって何でこんなに気持ち悪いのだろう。。
グウィネスは可愛く美しい
何故オリジナルと設定を変えたのか。
普通、妻の浮気相手に妻の殺人を依頼しないでしょう。
オリジナル版は非常にスマ>>続きを読む
愉悦のために殺人を企てたかの様な、得意げで余裕綽々と殺人論を語るトニーが薄気味悪い。
犯人には、完全無欠のトリックもさることながら、するりするりと交わしていく論弁術が必至である。
こうした犯人主体の>>続きを読む
母親代わりと自称する相手からいじめられているのに依存関係を断ち切れないのは、自己肯定感が低くて尽くし過ぎてしまうから。嫌われることを極度に恐れているから。
マリアンは、そうした依存関係を引き寄せてしま>>続きを読む
メイドや執事が意地悪するってダメだよね、仕事として金貰ってんだから。
そんな使用人はクビにすれば良いけど、それは前妻への敗北を意味するために出来ないのがもどかしい。
誰にでも愛されて完璧で美しかった前>>続きを読む
気品と余裕の溢れるマルグリットを演じるグレタガルボがひたすらに美しい。
社交界の華として振る舞い続ける彼女だが、一人になればただの女というギャップがまた可愛らしい。
スペックだけは高いがクール過ぎる>>続きを読む
「グランドホテル。人々が来ては去ってゆく。何事もなく」
ホテルは密室でプライベートな空間の集合体であるから、群像劇として成り立つよね。
一流の高級ホテルなわけだけど、金持ちだけでなくそれに仕える者や>>続きを読む
歌や踊りが盛り込まれるものの素朴なミュージカル映画である。
パフォーマンスが観客を圧倒するためにあるのではなく、市井の人々と共に楽しむためにある、というスタンスが素敵。
わちゃわちゃごたごたしているが>>続きを読む
途切れずに続く音楽は非常に単調。
変調を加えながらも基本は同じメロディーと拍子が続くので、戦争という暗い題材を扱いながらもどこか前向きさがある。
ゲーム音楽の様な雰囲気さえするので、戦争に送り込まれた>>続きを読む
ドンが依存症に陥る一番の要因は、自己肯定感・自己受容感の低さにあることは言うまでもない。
作家になる夢に向けてもがくものの結果は得られず、現実逃避として酒を煽る。
そうしては酒に逃げた自分を責めて人生>>続きを読む
主人公弁護士のキャラが立っていて可愛い。
こちらの予想を裏切りに裏切る形での幕切れはお見事。
癇癪持ちのノエミの生き方がハードモード。
自ら生きにくくしている感が半端ないが、ショーガールとしてその階段を駆け上がって行く。
夜の世界に生きる者達にとっては、ダンスもセックスの一手段でしかない。>>続きを読む