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フライングハイの一のレビュー・感想・評価

フライングハイ(1980年製作の映画)
3.8
アメリカのコメディ界に君臨し続けたトリオ“ZAZ”監督作品

満員の乗客のいる旅客機内を舞台に、突然の食中毒発生にパニック状態に陥る人々と操縦を託された元パイロットの活躍を描いた抱腹絶倒コメディ

『裸の銃を持つ男』があまりにも面白かったので鑑賞してみましたが、期待を超えてくる面白さで最高だった
クソほどバカバカしくてくだらない事を大真面目にやっているのがツボすぎる
中でも、自動操縦する風船操縦士の件は腹がよじれくらい笑った

至る所に小ネタはたくさん詰め込まれているけど、『裸の銃を持つ男』ほどのボケの応酬というわけでもない
しかしそのひとつひとつの爆発力が凄いから、思わず吹き出したり腹がよじれるくらい笑える
その上、登場人物みんながあえて誇張するような演技なので、ある意味スラップスティックコメディのようだった

恐らく文字に起こしても何の魅力も伝わらないので、とりあえず観てくださいとしか言えないのが悔しい笑

ヒロインのジュリー・ハガティがとにかく妖艶で魅力的
レスリー・ニールセンも本作をきっかけにコメディに出演するのうになったとのこと

元ネタは全然わからなかったけど、かなりの数の映画のパロディが含まれているみたいので、詳しい方ならなおさら楽しめるはずです☝🏻🔥

〈 Rotten Tomatoes 🍅97% 🍿89% 〉
〈 IMDb 7.7 / Metascore 78 / Letterboxd 3.8 〉

2021 自宅鑑賞 No.132 WOWOW
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