吸血鬼ハンターD・妖獣都市などの菊地秀行の小説が原作。
しかし、今作はちょっと消化不良な出来だったねぇ。

世界の大半がペルソナセンチュリーなる企業に買収されている設定。
社長が日本人なんだよな。日本企業が世界を買収するなんてバブル時代の妄想だなぁ。（ロボコップ3とかゴジラvsキングギドラとかバブル時代の日本経済の強さの妄想は今では夢のようだよ）

ダークサイドと呼ばれる、数少ない非買収地帯である新宿区歌舞伎町。
魔界都市新宿といい、菊地秀行は新宿好きだなぁ。

ペルソナセンチュリーに対抗するレジスタンスの達也が追われ、新宿の不良グループ“メシア”が助ける。
高速移動が出来るマイ。巨漢でエンジニアのケンゾー。地味キャラのセリア。

新宿に突如現れた黒衣の男“ダークサイド”。謎の少年。二人とも強力な力を持ってる。

多くの肉体強化された殺し屋がレジスタンスを襲い、メシアのメンバーにも影響が。
ペルソナセンチュリーの創業者一族である、鷹を連れた金髪美女、人を石に変えるヒャッハーな兄ちゃん、仮面の男らも関わってくる。

で、達也がレジスタンスに合流する際に殺され、セリアが代わりに入るって所で唐突に終わる。
嘘うん。何もかも不透明のまま終わるじゃん。何も解決して無いじゃん。
謎の少年は謎のままだしよぉ〜。そんな終わり方あるか？？？

アニメーションとしてはとっても良く出来ているけどね。
同時期に評価をされた、OVA “the八犬伝”の新章4話に近い作風だよね。

作画は見物だが、物語が設定を追うだけで何も構築されていなかったことが問題だと思う。

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前情報なしで映画を見る感覚が新鮮。

三石さん、大塚さんはじめ声優陣が豪華。

ポストアポカリプスもの？は世界観が壮大すぎてストーリーが把握できないところはあるけど作画が惹き込まれる。
原作も読んでみたい。

不完全燃焼感強い
HOLLYがいい歌すぎる