広島カップ

ネバーランドの広島カップのレビュー・感想・評価

ネバーランド(2004年製作の映画)
3.5
1903年のロンドンを舞台に、売れない劇作家(ジョニー・デップ)とある家族との交流を描く心暖まる物語。

父を失い母一人子供四人のこの家族との交流を通して主人公は"ピーターパン"を書き上げますが、それと平行して四人の子供に夢と勇気を与え支えていく。
ジョニデのこうした役はちょっとビックリでした。
こんな役もできるんだぁと思いましたが、彼自身も四人兄妹の末っ子として産まれ子供の頃に引っ越しや両親の離婚などでストレスが溜り自傷行為を繰り返していた(by wiki)寂しい子供時代を送っていたとのこと。

メガフォンを取ったマーク・フォースター監督はこの作品の後『007/慰めの報酬』や『ワールド・ウォーZ』のアクション映画やゾンビ映画を撮っていますが、そんなこととても信じられないほど優しい作品で、監督としての懐の深さを感じます。
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