ぶちょおファンク

過速スキャンダルのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

過速スキャンダル(2009年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★2.5 終盤★2.5

クリップしてた作品。

良い点
◯オープニングでのクレジットの出し方、映像に音楽が洒落てる♪
◯こういう“突然あなたの子供です”パターンではその辺を有耶無耶のまま“引っ張り”の材料として進むことが多いけど、今作は映画の時間としては早々に“遺伝子検査”の結果を出し展開するのは潔い。

気になる点
●ラジオDJの主人公、リスナーからの相談で“父に会いに行くべき”と答え、その父が“自分”だと言うオチの面白さはあるが、そこへのフリが少なく(思い出す演出で補ってはいる)勿体ない。
●基本歌うシーンが録音による口パクなので感動が半減する。


☆総評
“人の良い”キャラ役が多いチャ・テヒョン、今作では少し性格の悪いタレントを演じ新鮮。
でもやっぱ心底意地悪なキャラにはならず彼らしいキャラに落ち着く展開は微笑ましかった。

監督と脚本のカン・ヒョンチョルは寡作(『Sunny』、未見だが評判の良い『スウィング・キッズ』等)ながらも一定水準の作品を生み出す映画人として注目かもですね。


2021年315本目(+短編16本)