AKALIVE

イヤー・オブ・ザ・ドラゴンのAKALIVEのレビュー・感想・評価

4.9
・・・・・🚨パラノイアご注意🚨

この厭というほど真実がドロッと出ている、政治的に間違いだらけの映画の 〜始まりとは〜

昭和20年は、1945年。今から77年前です。終戦&冷戦。

昭和60年は、1985年。今から37年前です。映画内開戦。

田中宗一郎氏から多大なるヒントをもらい、性懲りも無くスマホで撃つ📱 📱『静かなる叫び / Polytechnique』→ →『ストレンジャー・ザン・パラダイス』☝︎ ☝︎『ボビー・ギレスピー自伝 Tenement Kid』/『スクリーマデリカ』で90年代が始まる。サッチャーに奪われ、アシッド・ハウスに救われた狂騒と祝祭の物語… … …ガチあがり!!❗️‼️⁉️❓??…

1975年は,1945から30年.79年サッチャー政権成立の4年前.

1990年は,1945から45年.オウム真理教・松本サリン事件~地下鉄サリン事件の4年前.

2022年は,1945から77年.福島第一原子力発電所事故の11年後.

数えきれないイタミのキス
星くずみたいに降ってくる

何も分けあえられない
何も抱きしめられない

誰も愛しあっていない
誰も信じあっていない

cf 佐野元春「ニューエイジ」(1Q84)

CF 一九八四年[新訳版]/2009年7月25日 発行 2013年4月15日 17刷
「ロシア人はこの手法を彼らの傀儡である中国と北朝鮮の共産主義者と共有していると考えられていた」。そうだったね (四84)
「労働党員の大部分が、すでにとは言わぬまでも潜在的には、ファシストであると看做すようになっていた」。ああそうだったね (四85)
「この権力への意志を四十年先の未来に投影してみるがいい」。トマス・ピンチョン「完璧」な現状認識してる、ね (四87)
「二重思考 / ダブルシンク」。🧐🥳🤓 (四88)
「現在のアメリカ合衆国に目を向けて欲しい。戦争を造りだす装置が “国防省” と呼ばれていることを疑問に思っている人はほとんどいない。同様に、司法省がその恐るべき直轄部門であるFBIを用いて、基本的人権を含む憲法の保障する権利を踏みにじっていることは、十分な証拠が書類として提出されているにもかかわらず、我々はその省を真顔で “正義 / ジャスティスの省” と呼んで平気でいる。表向きは自由とされている報道機関も、常に “バランスの取れた” 報道をすることが求められ、あらゆる “真実” は、同等の価値を持つ正反対の情報によって即座に去勢される〔我々が “従順な主体” として二重思考 / ダブルシンクするからだろうか?〕〔因みに、「主体」を意味する英単語である “subject” は、形容詞にしてI'm subject to ~とする場合は「従順な / 法に従っている」という意味なるのだ!〕。世論は日々、修正された歴史、公式的な記憶喪失、明白な嘘を与えられているのだが、そうした情報操作はすべて好意的に “ひねった解釈 / スピン” などと呼ばれ、楽しげにスピンするメリーゴーランドと同様、何の危険もないと考えられている。我々は伝えられることが真実ではないと知りながら、それが真実であって欲しいとも思っている」。まあ、そうかもしれないし、そうでないかもしれない、ね (四90)

🤓トマス・ピンチョンがオーウェルの『1984年』新装版に寄せた後書きは、ここからさらに加速度的にスゴくなるが、それは実際に読んでからのお楽しみ.

この厭というほど真実がドロッと出ている、政治的に間違いだらけの映画の 〜ばかでござんしゅ~終わりの始まりとは~〜

さて言葉が我々の下から離れるコトなく、その判断がいつも市井の人々に委ねられている状態🤓

厭というほどゲロみたいな言葉を眼にし耳にした我々に、まだ根気強くポップとカルチャーを信じて断言して往くピンチョンの素晴らしい解説文🧐🥳🤓

アクションすればするほど、間違いのオン-パレードと言う、この馬鹿馬鹿しいほどに面白い映画のレビューを書かなければならない。ただし、面白さを言い当てる言葉をどこかで失う。実は観ている最中ずっと、二つの巨星の周りでボロボロに傷つけられて往く人々に感情移入しっぱなしだった。しかしそんな彼女ら・彼らはいつも周辺に放り出される。対極の超大国を象徴とするスタンリー・ホワイトとジョーイ・タイの馬鹿騒ぎ加減🇺🇸🇨🇳そこに引き込まれて往く周辺住民の感じる社会不安と、まんまる丸くなって、本来の怒りから棘が奪い取られて往く 現代の風景。加速度的に回転してはならない二人--1人のアメリカ人男と1人の中国人男が周囲との軋轢の中で勢いよく回ると、問題は雪だるま式に膨れ上がった「🇺🇸」「🇨🇳」

これがジョージ・オーウェルが予言した一九八四年付近と、 “我々” の一九八四年付近とを比較して好いのかが、わたしには問題なのであって、此方(市民)の言い分(言葉)が通らない、此の世界を、観よ!そう!観るんだ!ワケが分からなくとも、この馬鹿馬鹿しさを撮ったのだから!!

静かに、私は踊り出すだろう!!誰もが 神秘的なまでにダンスに身を委ねるだろう!!

そして、この経済格差、気候危機、家庭崩壊、政治への幻滅、社会にたいする不安、核戦争、パンデミックを正常に思考するコトが不可能になった現在(いま)からも、やはり、 踊るのだろう!! 暮らすのだろう!!

 この風景から、魂(ソウル)が踊り出すのかと、想えてならなかった!!!

・・・・・🚨パラノイアご注意🚨
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