また浮気されてるコリンファースに切なくなって、いくら何でも軽すぎるヒューグラント首相を心配しながら(ビリーボブ大統領もどうかと思う)、キーラナイトレイの美しさに目を奪われて、将来有望そうなサムの可愛さにメロメロになり、リーアムニーソンの父性に蕩けながら、エマトンプソンにがっつり肩入れして、ローワンアトキンソンの濃さにびっくりしつつ、弟想いのローラリニーにさめざめ泣いたと思ったら、聖歌隊のアンドリューリンカーンに胸を撃ち抜かれた。ドアに親友が出てきたら、全部無駄にする覚悟であれを準備してると思うとときめきがとまらない。
散りばめられた沢山のエピソードが、相乗効果となって映画を盛り上げていくから、ツリーに飾られるオーナメントを見てるみたいにワクワクした。へんてこなモチーフも、苦い思い出も、モミの木に吊るせばすべてが煌めき出す。野次馬だらけのプロポーズも、ノリノリダンスin官邸も、空港の小さな恋のメロディも最高！誰かの幸せを願える人は、もれなくみんな幸せになれれば良いのに。そんな明日が枕元に届いたら良いのに。
