しちれゆ

ポネットのしちれゆのレビュー・感想・評価

ポネット(1996年製作の映画)
3.6
レストア版が地元ミニシアターで上映。1996年作品。先ずは4歳の子どもが車の助手席にシートベルト無しで乗っている時代なのに驚いた。

ママを事故で亡くしたポネットはママが甦ることを信じ、祈り、おまじないの言葉を唱え、お墓に話しかける。その悲しみをよそに季節は移りゆき、青い毛糸の帽子とダッフルコートで着膨れしたかわいいポネット。タイヤのブランコに揺られながら泣いている。

出てくる子供たちのおませなこと!特に従兄弟のマチアス(3~4歳)がいっちょ前のフランス男でチュッチュチュッチュ、優しい言葉かけも抜かりなくバッドマンのフィギュアをくれる笑

ラスト、ポネットはママの声を聴く。
「泣いたりしないで。大切に生きるの。
もう行くのよ。走っていくのよ。

楽しむことを学ぶのよ。」
しちれゆ

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