"私はどこにでもいる平凡な男だ。
平凡に生き、名を残すこともなくじきに忘れ去られる。
でも一つだけ、誰にも負けなかったことがある。
命懸けである人を愛した。
私にはそれで十分だ。"
一途に生きることを全肯定してくれるストーリー。
あまり器用に生きて来なかった人ほど、この映画からは勇気をもらえると思う。
こんな風に生きたいと心から思わせられる。
やっぱり、人生に何かを投げかけてくれる映画は良い映画だ。
余談だが、
ライアンゴズリングは過ぎ行く愛を寡黙に切なく見送る、こんな役回りばかりだな、と。
レイチェルマクアダムスは雨の中で眩しく笑ってばかりだな、と。
今をときめく二人の「らしさ」の原点をみたような気がした。