ポン・ジュノ監督のは"パラサイト"と"TOKYO!"
と3作目でした。まだ全然観れてないけど、どれもやっぱり違うなと思いまして。
新聞記事にて、日本の映画では企画がある上で監督が入るという形式が多いのに対して、彼は自分が撮りたい作品を自分のお金を出してでも撮る。そこが学ぶべき点だと記載していて、私は「撮りたい」と思うってことは、それだけ伝えたい何かがあるんだろうなと。
今作は実際にあった事件を元にしていて、ノーフィクション映画ってエンタメに欠けていることが多い気がするんだが、しっかり面白い。
私はサスペンスの場合、刑事よりも犯人のスペックの方が気になってしまう。今回の犯人は残忍な殺し方と殺す日に共通するルーティン性は、頭の良さや脅威を感じる。それに加えて、刑事の対比も引き込まれた。
誰が犯人かが重要ではなく、探し当てるまでの過程にこのような事実があったということを刻み込まれる。暴力で冤罪も多くあったであろう。科学が浸透されてない田舎では理不尽な正義があって、見ていて心苦しくなる。簡単に語ることのできない、考えさせられるものがあった。
実際の事件の犯人は33年ぶりに捕まったらしく、記事を読み込んでしまいました。
