想像以上にエンターテイメントだった面白い
コクトーの映画初めてみたけどなんか覚えのあるリズム感だと思ったら、萩尾望都のコマ割りのリズムに近い。要所要所でパンッと弾くタイミングとか。影響うけてるんだなー
序盤から縦横無尽なカメラワークと多彩なギミックが全て上品な調度でまとまってて作り手の情熱と理性を感じる
メタフィジカルなところに到達しようとする詩人達の中でも際立った才能の持ち主は死神に出会える、自分の人生を映す鏡を通して
でもそこまでいってもさらに上部(地獄的には下部?)に「裁く者」がいる。
若く純粋で、才能ある詩人のアイツ(名前忘れた)は端的に言う「なんてヤツらだ」
最終的にオルフェは詩人としては死に、地上での束縛を愛で塗りつぶす。
その代わり死神はそれはもう大変なことになるそうです、それはもう。